つらいつらい地獄のつわり期間を乗り越え、ようやく体調が落ち着いてきた頃、通常の妊婦健診で来院した際、前回検査した食後2時間の血糖値に異常がある、と指摘され、再検査をする旨を告げられました。

通っていた産院は家から近く、近所のママ友も多く出産しているところ。前回私は里帰り出産で地元福岡で産みましたが、そのとき久しぶりの実家の生活だったため、あまりゆっくりできず、むしろ精神的に疲れてしまい、出産後早々に東京に帰ってきてしまいました。また、今回、上の子の保育園を長期間休ませたくないという思いもあったことから、なんとか頑張って里帰りせずに産むつもりでいました。

この血糖の再検査を告げられる際、お医者さんから、「妊娠糖尿病の患者さんはうちでは産めないからね。」と言われました。

ニンシントウニョウビョウ。。。

確かに、この産院のホームページには

※妊娠経過中で前置胎盤、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症、また医師が高次施設で治療が必要と判断した場合は、ご紹介をさせて頂きます。

って書いてありました。でも何の根拠か「まさか、、、」と思っていてサラッと読みとばしてました。

長男の頃も今回の妊娠も数回尿糖がでた経験がありましたが、直前にご飯を食べてきたからという感じで、健診前の食事時間を少しずらせば改善されていたのであまり気にしていませんでした。

とは言っても、長男のときは初めての妊娠ということですごく心配性になってたので初めて尿糖が出たときは薬局で尿糖検査紙を購入し、妊婦健診の間があいてしまう時などは自分で確認したりもしてましたが、今回は「まあ、大丈夫よね、、」という二人目という謎の安心感なのかふてぶてしさなのか特に気にせずに過ごしてきたのです。

思えば食事に関しても長男のときより緊張感がなかったなぁと思います。
つわりが過酷だったこともあり、カラダがスッキリしていくのが嬉しくて、妊娠中期後半になると大好きな甘いもの、躊躇せず食べてました。
息子が炭水化物大好きなので、近所の丸亀製麺やらくら寿司やら、そういえば糖質の多い食事だったかもしれません。。

それでもまさか、私がニンシントウニョウビョウ??
多分、再検査で「大丈夫でしたよ〜」ってなるだろうなーと、この時は不安はありながらもそこまで深刻には考えてなかったのです。
バカバカ!私バカ!

その日はとりあえず、「次回の妊婦健診が2週間後ですのでそれまでに再検査の予約を都合のいい日にしておいてください。なるべく早めにね!」と告げられ帰ってきました。