キラキラ感じる産院での記憶
前回の長男の時は、里帰り出産(福岡)でしたが、今回はなるべく長男の保育園を休ませたくないという思いから、産後数週間、福岡から母にこちらに手伝いに来てもらうつもりでした。
長男出産の時の産院での記憶は、時間が経てば経つほど私の中ですごーーーーーーく幸せな時間として残っています。
入院期間のこの時間は、上げ膳据え膳で美味しいご飯が勝手に運ばれて来て、片付けの心配もなし、母子同室で赤ちゃんの可愛さにメロメロになりつつも夜は助産師さんに預かってもらってしっかり就寝。初めての授乳は痛くて痛くて挫けそうだったけど助産師さんがおっぱいの具合をよく見てくれて励ましてくれます。
退院後は初めての育児に追われ、不安がいっぱい。
里帰り中だったので食事などの家事については心配なかったのですが、夜何度も起きて授乳したりミルクを作ったり赤ちゃんの増えない体重に悩んだり、キレた乳首の激痛に授乳のたびに号泣したりととにかく必死で、久しぶりに会いに来た夫には私が病的に見えたようでびっくりされました。
育児はずっと続きます。産院の入院当時はあまり実感がありませんでしたが、仕事に復帰してWMとなり、仕事や育児に追われる生活を経験していくにつれ、産院で「母子ともにしっかりとプロに守られている」、そんな記憶が本当に幸せな幸せな記憶としてキラキラと私の中で大きくなっていったのでした。
仕事と家事育児、毎日の生活
仕事と家事育児の両立、待機児童問題、保活、、などなど産後の生活は決して楽なものではなく、それに加えて妊娠中のつわりの最悪な状況や産後の身体中の激痛、諸々考えて「私は2人目は無理だなぁ、、」と思っていました。1人育てるのにいっぱいいっぱい、しかも長男はおそらく相当「育てやすいタイプ」らしく一般的にはあまり「手のかからない子」だったにも関わらずなぜか毎日がヘトヘトな私。自分には人目育てるキャパはないなー、と思ってました。
ですが、夫はもともと最低2人は欲しかったみたいで、さらに4歳になってからの息子が「うちも赤ちゃん欲しい」モードが凄まじく。。2人で欲しい、欲しいとプレシャーをかけられ不安いっぱいながらも2人目を考え始めました。
あと、(しょーもな!!って思われるのは覚悟の上ですが、、、)またあの産院での体験がしたい!ってうっすら思ってたんです。
たった4〜5日の入院生活ですが、家事をしないで赤ちゃんとゆったり過ごせるあのキラキラ生活!!!!
どんだけ家事が嫌いなずぼら主婦なんだ、と思われそうですが。。。
知人の出産話を聞くたびにアァーーー、いいなぁ、産院♡
またあの経験がしたいなぁーーー、と私の「2人目への意欲」を後押ししたのも事実です。
無痛分娩について
ママ友で無痛分娩を経験した人の話を聞いていて、何より私が心惹かれたのが「産後がラクだよ〜」ということ。回復が早いらしいのです。
初の妊娠を経験する前までは「絶対無痛分娩!!痛いの無理!!」と思っていた私ですが、強烈なつわりやメンタルの波、体の不調などを経験して、不思議な感覚なのですが「最後までありのままを見てみたい」という変な感覚が芽生えたのです。
これまでの人生、ありがたいことにとても健康で大きな病気一つしたことなかったので、妊娠してからの自分が自分の思い通りにいかない感覚、身体が勝手に妊娠に反応してつわりを起こしたり幸せな感情を起したり、お腹の中の存在が猛烈に愛おしくて愛おしくてたまらない感覚、このクライマックスをありのままに見てみたい、という気持ちになり、1人目は無痛分娩ではなく産むことを決意しました。一言でいうとただの好奇心です。
が、今回2人目。
めちゃくちゃ痛いっていうことは十分にわかりました笑
そして産後しばらくはびっくりするくらい体が思うようにいかなくなることも。もう痛いのはお腹いっっぱいになったので2人目をもし経験するなら無痛分娩がいいなーと思ってました。
個室について
産院によって様々かと思いますが、産後母子完全同室、夜だけ別々、色々あります。
長男の時はよくわからないままに赤ちゃんが部屋に来てからはあずけるといった発想がうかばず(あずけていいと知らなかった。。)、その日の夜から同室で赤ちゃんの横に寝る幸せを噛み締めてました。でもやっぱ赤ちゃんは泣きます。
大部屋で他のママさんや赤ちゃんと同室だった場合、よその赤ちゃんが泣くことは気にならないと思うのですが、多分私の性格的に、我が子が泣くとテンパりそうで。。お互い様とわかってても「アァーーさっきお隣の赤ちゃん寝たばかりなのに本当にごめんなさいーーー」とかすごく気をつかってしまうそういうメンタルの持ち主で。。
なので自分のためにも赤ちゃんのためにも個室は絶対必須!と思っていたのです。
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