21日深夜3時頃、
5分くらいの間隔でかなりの痛みが。
明らかにこれまでよりも激しい痛み。
よく「生理痛と下痢の痛みが何十倍にもしていっぺんに来た感じ」なんて聞くけどこれはよく言ったもので、ほんとにそんな感じ。
めちゃくちゃ痛い。

最初は痛みのあるとき、ぐっっと構えてしまって力が入っていたけど、途中からコツのようなものを掴んで、息をゆっくり吐いて力を抜くことに専念した。
ふぅ~ふぅ~と息を吐くときにもう痛くて痛くて声が出てしまう。

夫くんもクリニックに泊まってくれていて、ソファベッドで寝ていたので「ん~起こそうかな。かなり痛いぞ。。」と思いながらも、まだまだ長期戦が予想されるのでとりあえず我慢。
いや、でも私こんだけふぅ~ふぅ~言ってるのにうるさくないのかな、よく寝れるわ、、、と怒る気にもならず逆に感心。
一人でこの痛みと戦っていた。

陣痛が始まったら「陣痛なう」で実況するぞぉ~って思ってたけどとても無理。
お昼ごろから陣痛アプリで痛みの間隔を記録していたけれど、この頃からはそれすら無理になってきた。
痛い。めっっっちゃくちゃ痛い。
骨盤をむきーーーーーーって体の内側から押されるような感じ。

でも人間ってすごい、と思ったのが、陣痛の合間で私、毎回寝ていた!!
1分間くらい、「ふぅ~ふぅ~」とすごい痛みと戦って、痛みが遠のいた瞬間寝る、5分間寝て、「あ、そろそろくる、くる、、、」って目が覚めてまた「ふぅ~ふぅ~」の繰り返し。
寝るのかね、この状況で!!と自分でも思った。
あとこの定期的に痛くなるこの体の仕組にも驚いた。
人間スゴイ。なんなんだ、このシステム。ほんとに神秘的、と痛いながらに感心した。
そして夫くん、スゴイ。よく寝とるわぁーー!!
感じないかね?この殺気が!!
おもしろいからそのまま寝るがいい。

そのまま寝たり起きたりを繰り返して、朝6時頃、助産師さんが様子を見に来てそのまま内診。
バルーンが取れてた!!
子宮口は4センチ。
やっぱり本格的に陣痛始まってたんだねー
めっっちゃくちゃ痛かったもん。
もう少しお部屋で待機。

部屋に食事を運んできてくれるのだけど、痛すぎてまるで食べる気がしない。
体力つけるためにもほんとは食べなきゃいけないんだけど、若干、吐き気もあって食べれず。

私の場合、腰やお尻をさすってもらったり押してもらったり、という欲求ゼロ。
(やっと起きた)夫くん、「さすろうか?」と声をかけてくれるものの、「申し訳ないけど触れないで。。」という感じ(^_^;)
←せっかく起きたのに出番なし。
しゃべる余裕もなかったのでむしろお仕事してて下さい、
できればほっといてください、くらいの感じ(ゴメンm(_ _)m)。
とにかくひたすらひとりでふぅ~ふぅ~。
そばに居てくれるだけで安心できるのでいいのです。
夫くんはチラチラ私を横目にお仕事。
自営業の宿命。出来る限りお仕事してもらうのが私の希望。
こうして二人で戦っておりました。

9時頃、再び内診。
順調に子宮口開いてきているのでLDR室(陣痛・分娩・回復室)へ移動しましょう、とのこと。
夫くんとともにLDR室へ。

助産師さんがベッドの準備をしてくれてる間、私は室内のソファに座ってアロマオイルの入ったフットバスに浸からせてもらった。
痛みは相変わらずだけど、足元の気持ちよさで何となく気も紛れる。
横で夫くんは陣痛アプリで間隔を計る。
さすったりなんかはもってのほか、触れないで欲しかったのでただただ横で見守ってくれていた。
ふぅ~ふぅ~言って喉が乾くので、たまに飲み物を飲ませてくれた。
ちなみに友だちから用意しといたほうがいいと言われた、
「ペットボトル用ストローキャップ」は神。
飲み物飲むために身体を起こしたりなんて全く無理で、口を開けるだけで飲めるこのグッズはホント用意しといてよかった。

相変わらず私は痛みの間に、ぐーーーーっ(-_-)zzzと寝ていたようだ。
ふぅ~ふぅ~(>_<)1分間苦しんで、ぐーーーーっ(-_-)zzzと5分間寝る。
夫くんはその様子を見てビックリ(・・;)。
「え、、寝てる。・・・一瞬で寝てる・・・」と思ったらしい。
もうこの時は本能に従っていたので何がなんだかわからんけど、眠かったんだろうね。

この状態で30分くらい経ったのかな、部屋の外が何やら慌ただしい。緊迫感。
「○○週、子宮頚管○○センチ、・・・・・」
どうやら緊急な感じの妊婦さんが運ばれた模様。
嫌な予感、嫌な予感。。。
看護師さん、「どこの部屋入れる?・・・・・」
嫌な予感、嫌な予感。。。(; ・`ω・´)

案の定、私は後回し決定。ww
「すみません、一旦部屋に戻りましょう」と言われ、ふぅ~ふぅ~いいながら車椅子に載せられLDR室から再び自分の部屋へ(´・ω・`)
ひぃ~~~、私も相当痛いんですけどぉ~~!!
そのとき緊急の妊婦さんとすれ違った。
その方も車椅子でお腹を抱えて丸くなった態勢で苦しんでる。
頑張ってください、赤ちゃんも頑張れ、、、と思った。

部屋に戻ると母がいた。
また自分の病室でNSTつけてひたすら「ふぅ~ふぅ~」。
もう話しかけられない雰囲気を悟ったのか無言で夫くんと一緒に部屋でじーーっとしている。。

2分間隔の陣痛がずっと続く。

このときのこと、後から夫くんから聞いて、「あ、そういえばそんなことあったなぁ」と思いだした話。
痛みの途中、私が相変わらず、ぐーーーーっ(-_-)zzzと寝てる時、
いきなり( ゚д゚)ハッ!と起きて「こまちゃん生きてる?」と夫くんに聞いた。
NSTの心音が急に聞こえなくなった気がしたのだ。
夫くんは「聞こえるよ」と言って、よくよく聞いたらこまちゃん少し動いてNSTの位置がずれて少し音が遠くなっていただけなのだけど、私、寝ながらもちゃんと心音をずっと聞いてたらしい。

このまま部屋で数時間待たされる。
私の「ふぅ~ふぅ~」がいよいよボリュームがでかくなってきたらしく、夫くんついに看護師さんのところまで行って「まだでしょうか?」と声をかけに。
「もうちょっとで移動出来ます」と言われ、それからしばらくして再びLDR室(陣痛・分娩・回復室)へ。

ついについについに・・・。